入試前に保護者にしてほしいこと
南つくし野周辺にお住まいのみなさま、こんにちは。
小学生・中学生・高校生対象とした、少人数集団指導&個別指導『家庭塾のブリッジ』です。
このブログでは、すずかけ台・つくし野エリアの塾『ブリッジ』が、どのような教室か、またどのようなことを考えている教室なのかをご紹介しますね!
さて、本日は「入試前に保護者にしてほしいこと」についてのお話です。
入試を控えた時期は、子どもにとって大きなプレッシャーがかかりやすい時期です。保護者の皆さんも不安や緊張を感じ、つい期待を言葉に出してしまうことがあるかもしれません。しかし、子どもが実力を発揮するには、家庭での心理的な安定とサポートが何より重要です。ここでは、心理学的な観点から、入試直前に保護者が心がけるべきポイントをご紹介します。
1. 「結果」ではなく「プロセス」を評価する
心理学的背景: 自己決定理論(Deci & Ryan)によれば、人は内発的動機づけを高めることでパフォーマンスが向上します。点数や合否といった「結果」に固執すると、子どもは失敗への不安を強めてしまいます。代わりに、「ここまでよく頑張ったね」「集中して勉強できたことがすごいよ」と、過程を評価する声掛けをしてあげると、子どもは自分の努力が認められたと感じ、意欲が増します。
2. 親がリラックスすることで、子どもも心が和らぐ
心理学的背景: 社会的学習理論(Bandura)では、人は身近な大人の行動を観察し、そこから学習することが示されています。親が不安そうにしていると、その感情は子どもにも伝わりやすくなります。保護者自身がリラックスすることで、子どもは「親が落ち着いているから大丈夫」と感じ、安心感を持ちやすくなります。
- 実践法: 親御さん自身が少し深呼吸したり、軽いストレッチをしたり、趣味に没頭する時間を短時間でも持つことで、落ち着いた雰囲気を家中に醸し出せます。
3. 子どもの感情に寄り添い、言葉にしてあげる
心理学的背景: 心理学者カール・ロジャーズの「共感的理解」は、相手の気持ちに寄り添い、その感情を肯定的に受け止めることの重要性を説いています。入試前、子どもが不安そうであれば、「不安な気持ちがあるんだね」「緊張しているんだね」とその感情を代弁してあげましょう。自分の気持ちが理解されると、人は心が軽くなり、ストレスを減らすことができます。
4. 過剰な口出しを控え、子どものペースを尊重する
心理学的背景: 自己効力感(Bandura)は、「自分にはやれる」という感覚がモチベーションの源になることを示しています。親が過度にアドバイスをしたり、スケジュールをコントロールしたりすると、子どもは自分の力を信じる感覚が損なわれることがあります。子どもに任せることで、自己効力感を育み、自分で考え行動する力を支えます。
5. 「合格の先」を一緒にイメージする
心理学的背景: ゴールセッティング理論(Locke & Latham)によれば、明確な目標やその先のビジョンは行動を支える原動力となります。ただ「合格」をゴールにするのではなく、「合格したらこんなことを学んでみよう」「こんな学校生活を送りたいね」と未来への前向きなイメージを共有してあげることで、子どもの中に希望や意欲が芽生えます。
当塾「家庭塾のブリッジ」では、学力サポートのみならず、お子さまが安心して勉強に集中できる心のサポートを重視しています。保護者の方に対しても、子どもの心理状態に合わせた声掛けや家庭環境づくりのアドバイスを行っています。
- ご相談受付中:入試前の子どもの心のケアや学習サポートについて、お気軽にお問い合わせください。
親が子どもを見る目線は、思っている以上に大きな心理的な影響を子どもに与えます。入試という大きな節目に向けて、保護者が心理学的視点を取り入れることで、子どもが持てる力を最大限に引き出せる環境を整えることが合格の可能性を上げます。私たち講師もできる限り生徒が力を発揮できる心理的環境を整えていければと思います。
すずかけ台・つくし野エリアの塾『ブリッジ』では、無料体験授業を実施しておりますので、ぜひ一度、教室を見に来てくださいね。
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